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不正対策教育

コンプライアンス強化に向けた不正対策教育戦略

コンプライアンスの強化は、現代の企業経営における重要な経営課題のひとつです。企業を取り巻く不正リスクは、会計不正、横領・資産流用、贈収賄、利益相反、情報の不正利用など、ますます複雑・多様化しています。

こうした不正リスクに対応するためには、規程や内部統制を整備するだけでは十分ではありません。不正が「なぜ起こるのか?」「どのような兆候として現れるのか?」「疑いを認識したときにどう行動するのか?」を、役員・管理職から現場の従業員までが理解しておくことが重要です。

そのため、不正対策に関する継続的な教育と、不正リスクに対応できる専門人材の育成は、企業のコンプライアンス、内部統制、ガバナンスを実効的に機能させるための重要な基盤となります。

日本における不正対策の専門家を育成――ACFE JAPAN

ディー・クエストは、日本で「コンプライアンス」という言葉が広く定着する以前から、不正対策の重要性に着目してきました。

2004年10月、ACFE(Association of Certified Fraud Examiners:公認不正検査士協会)本部とライセンス契約を締結し、2005年4月にACFE JAPANをスタートさせ、日本における不正対策教育とCFE(Certified Fraud Examiner:公認不正検査士)資格の普及に取り組んできました。

その後、ACFE JAPANは2008年に「一般社団法人 日本公認不正検査士協会」として法人化され、現在は独立した一般社団法人として活動しています。その会員数は4,200名を超え(2026年9月末現在)、日本における不正対策の専門家ネットワークとして着実にその規模を拡大しています。

ACFE JAPANは、ACFEが世界で蓄積してきた不正事例、調査研究、教育プログラム、専門知識を日本に展開するとともに、日本におけるCFEの育成・普及、不正対策に関する継続教育(CPE)、研究・情報発信、専門家ネットワークの形成を推進しています。

現在では、内部監査、内部統制、法務・コンプライアンス、リスクマネジメント、内部通報、経理・財務、社外を含む取締役・監査役などに携わる企業・組織の実務家に加え、弁護士、公認会計士など、多様な専門家がCFEとして活動しています。

「不正を起こさせない」から「不正に対応できる組織」へ

企業活動において、不正リスクを完全になくすことはできません。

だからこそ企業には、不正を防止するための制度や仕組みだけでなく、不正の兆候に気づき、疑義が生じたときに適切に調査し、必要な対応を迅速に行うことのできる組織能力が求められます。

そのために重要なのが「人」です。

不正の兆候を捉える知識、不正の背景を分析する力、適切に調査する力、そして必要なときに行動する力を持った人材を、組織の中に育てていく必要があります。

ACFE JAPANは、不正対策に関する専門知識と実践的な教育を通じて、

  • 「不正を抑止する力」
  • 「不正に気付く力」
  • 「不正に対応する力」

を持つ人材の育成を推進しています。

世界100,000人超の会員を擁する
世界最大の不正対策専門家組織 ACFE

ACFEは1988年に設立され、米国テキサス州オースティンに本部を置く、世界最大の不正対策専門家組織です。

現在、世界100,000人を超える会員と200以上の支部を擁し、不正の防止・発見・抑止に関する教育・トレーニング、調査研究、資格認定、専門家ネットワークの形成を世界規模で行っています。

ACFEが認定するCFEは、不正の防止・発見・抑止に関する専門知識を有することを示す国際資格です。不正対策には、会計・監査、法令や法制度だけでなく、不正の手口、調査、内部統制、さらには不正を生み出す人間の心理や行動など、幅広い知識が求められます。

CFEは、企業の内部監査、内部統制、法務・コンプライアンス、リスクマネジメント、内部調査などの分野をはじめ、会計・監査、法律、政府・行政機関、捜査機関など、世界各国の幅広い領域で活躍しています。

ACFE JAPAN ホームページにて
不正対策オンライン学習教材を
多数ご案内中

ACFE( Association of Certified Fraud Examiners; 公認不正検査士協会 )は、世界的な規模で不正対策に関するトップレベルのトレーニングを提供しています。