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不正対策教育
【ACFE JAPAN】新型コロナウィルスが不正・詐欺に及ぼす影響を分析した統計資料を公開
2020.07.21

2020年7月8日、一般社団法人 日本公認不正検査士協会(ACFE JAPAN)は、新型コロナウィルスが不正・詐欺に及ぼす影響を分析した統計資料「不正に対する新型コロナウィルスの影響 ベンチマーク レポート(評価報告書)」を公開しました。
本報告書は、世界最大の不正対策教育機関である ACFE (Association of Certified Fraud Examiners; 公認不正検査士協会) が公開した資料 “Fraud in the wake of COVID-19:Benchmarking Report” を邦訳したものです。ACFEが2020年4月下旬から5月中旬にかけて行われた、不正対策の専門家である会員へのアンケートの回答を集計・分析したものです。
2020年6月下旬オンラインで開催された 31st Annual ACFE Global Fraud Conference (ACFE 年次総会)の基調講演に登壇した、企業調査やリスク コンサルティングを手掛けるKroll社の創立者 Jules Kroll氏によると、欧州の大手銀行では第1四半期の不正や詐欺の認知件数が 600% を超えています。
新型コロナウィルス(COVID-19)がもたらしたニュー ノーマル時代に、どのような不正・詐欺が行われていて、どのような問題・課題が生じているのか。不正対策に取り組まれる方のみならず、日々の業務を遂行している方々の参考・一助となる統計資料です。無料公開されていますので、是非ご覧ください。
- 不正に対する新型コロナウィルスの影響 ベンチマーク レポート(評価報告書):
https://www.acfe.jp/books/report/download-library.php?side17b#covid19bmr - 原著の英語版:
https://www.acfe.com/covidreport.aspx
関連情報
- ACFE JAPAN (一般社団法人日本公認不正検査士協会)
https://www.acfe.jp/ - ACFE JAPANカンファレンス 10/9(金)オンライン開催
https://www.acfe.jp/events/2020_conf/