PAGE UP

ニュース

2023.05.23不正対策教育
ACFEとIIA、新たな連携事業を本格化

ACFE and IIA make progress in new collaboration projects

最新米国トピックス番外編

ACFEとIIA(内部監査人協会)は、複雑化する世界の中で不正行為と戦い、相互に研鑽を積もうとする両組織の会員にとって有益な、共同の教育活動を推進しています。

2022年にスタートしたこの連携事業は、すでに最初のシリーズ、「Fraud Perspectives」が始まっており、CIAの資格を持つ監査の担当者とCFEの資格を持つ不正調査の担当者が連携するために、時宜を得た関連するトピックについて独自の視点を提供する内容となっています。

2023年度は、ブロックチェーン、暗号資産、本人確認(KYC : know-your-customer)、リモートワークに関する詐欺や不正行為などの項目を取り上げています。5月10日に行われたウェブキャストでは、「NFT」(non-fungible to-ken)として注目されている非代替性トークンに焦点を当てました。

この連携事業の背景には、それぞれの組織の強みを生かしつつ共通の目標に向かって協力し、不正防止という観点で新たな領域を切り拓いてもらう、という目的があります。

「ACFEとIIAの提携の主な目的は、監査人と不正検査士の連携を促進し、強化することです。これにより、各組織の不正防止プログラムが強化されると確信しています」と、ACFE本部のMason Wilderリサーチマネージャー(CFE)は述べています。

出典:FRAUD MAGAZINE, VOL.38 No.3 MAY/JUNE 2023 “ACFE NEWS”

DQ-TOPICS

内部通報
【無料ウェビナー】5月21日(火)14:00開催
最新・内部通報1万人調査
結果で読み解く!通報制度改善のポイント 
2024.04.18 Thu
コンプライアンス調査
【riskey】2024年4月15日リリース
取引先リスク管理の新しい形 反社チェック+モニタリング新チェックツール
2024.04.17 Wed
コーポレートガバナンス
Governance Q 第13回【JAL植木義晴×八田進二#1】「羽田衝突事故」に見た乗務員の“自立”とJAL再生
2024.04.17 Wed
不正対策教育
Governance Q【ACFE JAPAN岡田理事長インタビュー後編】不正対策で公認不正検査士が果たす役割
2024.04.11 Thu
不正対策教育
GovernanceQ【ACFE JAPAN岡田譲治理事長インタビュー前編】私が『監査役の矜持』を出版した理由
2024.03.22 Fri
コーポレートガバナンス
GovernanceQ 「政治資金の監査」公認会計士協会も注視せよ!【ガバナンス時評#17】
2024.03.22 Fri
コーポレートガバナンス
GovernanceQ 会長が「社長に返り咲き」企業のガバナンス・リスク【ガバナンス時評#16】
2024.03.22 Fri