カンファレンス概要:多様化する不正~変化するガバナンスへの展望~
国内唯一の不正対策教育の専門機関である一般社団法人 日本公認不正検査士協会(所在地:東京都千代田区、理事長:岡田 譲治、以下 ACFE JAPAN)は、2023年10月11日(水)、12日(木)の2日間にわたって第14回 ACFE JAPANカンファレンスをお茶の水ソラシティ及びライブ配信・オンデマンド配信にて開催します。
DAY2である10月12日(木)に行われる、特別セッションについて聴き所をご案内いたします。
※10月11日(DAY1:会場+ライブ・オンデマンド配信)10月12日からオンデマンド配信
特別セッション「グローバルサプライチェーンにおける人権デュー・ディリジェンスの実務」
講演者:清水 和之 氏
国際的な「ビジネスと人権」への高まる関心とともに、企業が人権問題にどう対処し、人権デューデリジェンス(DD)を検討しているかが焦点です。経済産業省の「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」も登場し、人権DDの不可欠性が強調されています。このセッションでは、人権リスクの可視化から始まり、優先順位付けと計画的な対処、さらに不確実性と複雑性を乗り越えたリスク評価と対処について詳しくご紹介します。グローバルサプライチェーンマネジメントの未来に触れる絶好の機会です。
特別セッション「企業不祥事における委員会型調査の発展と課題」
講演者:眞武慶彦 氏
社会的に注目される企業不祥事に対する調査委員会の運用実務に焦点を当てます。日本固有の調査委員会の発展と課題について探求し、実務指針不足やガイドラインに準拠しない調査の増加などについて考察します。不祥事に関する深い洞察を得るために、このセッションをお見逃しなく。
特別セッション「サプライチェーン上の人権リスクマネジメントとテクノロジーの活用」
講演者:平尾 明子 氏
サプライチェーンの複雑さと国際化が進む中、企業は自社だけでなく、サプライチェーン上の人権リスクにも直面しています。このセッションでは、外国人労働者に対する強制労働を含む人権侵害の実例を解説し、その背後にある要因を明らかにします。物理的な処罰から脅しに至るまで、強制労働の多様な側面に焦点を当て、リスクの高い地域や業界も紹介します。テクノロジーを活用したリスク評価とモニタリング手法、さらに人権問題への早期対応プラットフォームについても触れ、絶えず進化する人権尊重の取り組みについて深く理解できます。
特別セッション「不正リスク対応支援グループ(FRG)の挑戦」
講演者:黒川義浩 氏
不正リスクへの挑戦に焦点を当てたセッションです。あずさ監査法人が専門部署不正リスク対応支援グループ(FRG)を設置し、クライアントに高付加価値を提供するための取り組みを強化しています。黒川義浩氏が不正リスクに対処する方法とその効果を紹介します。不正リスク対策に関心がある方々にとって、貴重な知識が得られることと思います。
ACFEJAPANカンファレンスでの特別セッションは、経営層からCSR、内部監査、法務、リスク・コンプライアンスまで、幅広い分野の皆様に価値ある情報を提供します。ぜひご参加いただき、業界の最新情報をキャッチアップし、新たな視点を獲得するチャンスをお見逃しなくお願い申し上げます。
皆様のご参加お待ちしております。
お問い合わせ
ご不明な点がございましたら、お手数ではございますが弊協会
(https://acfe-japan.zendesk.com/hc/ja/requests/newまたは03-5296-8338)までお問い合わせください。引き続き、ご愛顧いただけますようお願い申し上げます。