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コーポレートガバナンス

Governance Q 第13回【JAL植木義晴×八田進二#2】僕が考える「稲盛和夫」に選ばれた理由

2024.05.14

#1から続く)八田進二・青山学院大学名誉教授が各界の注目人物と「ガバナンス」をテーマに縦横無尽に語り合う大型対談企画。今回のゲストは、JAL(日本航空)で社長・会長を務めた植木義晴氏(2024年3月31日退任)の第2回。2010年の経営破綻を受けて突如、パイロットから執行役員として本社に呼び戻された植木氏を稲盛和夫氏はなぜ社長に抜擢したのか。植木氏本人は、稲盛氏から「直接教えられたことはない」と言うが……知られざる“経営の神様”との遣り取りとは。

稲盛氏が「お前が全社員を惚れさせられるか、見といてやるわ」


八田進二 今だから正直に言いますが、僕は稲盛(和夫)さんがJALの再生に乗り出すと聞いた当初、晩節を汚すんじゃないかと思っていたんです。いくら「経営の神様」といっても、まったくの門外漢である航空会社を立て直せるものだろうか、と。ところが、やはり、稲盛さんでした。しっかり再建に道筋をつけたうえ、植木さんという人材を見出した。最初に稲盛さんから声をかけられたのはどんな経緯だったんですか。

植木義晴 ある時、呼び出しがかかったんです、「稲盛さんがお呼びです」と。“出頭”日時と合わせて「この中から最低3冊は読んできてください」と長々とした稲盛さんの著作リストがメールで送られてきました。でも、僕は1冊も読まずに行きました。あえて読まなかった。なぜなら、「現地・現物・現人(げんにん)」という考えがあったからです。

八田 経営の現場では、「現場・現物・現実」の三現主義というのがよく紹介されます。

植木 その日になれば直接本人に会えるのに、どうして先に本を読んで固定観念を頭に入れなければならないんだ、と。もっと言えば、「オレが直に見定めてやる」という思いもありましたね。2カ月くらいご一緒するうちに「さすが、大したもんやな」と思うようになりましたが……(笑)。

八田 いきなり呼び出されて、「執行役員(運航本部長)になれ」と言われたんですね。

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