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GovernanceQ【内部通報特集#3】「公益通報対応業務従事者」重くなる“責任”と高まらない“技量”

2023.06.26

《特集シリーズ》今さら聞けない「内部通報」全解剖【内部通報特集#3】「公益通報対応業務従事者」重くなる“責任”と高まらない“技量”

“実戦経験”を積んでいない「公益通報対応業務従事者」

公益通報者保護法改正法施行から1年。企業の担当者レベル、すなわち「公益通報対応業務従事者」の周辺で公益通報に対する意識が高まるなか、新たな課題もいくつか生まれている。なかでも注目されるのは、企業側担当者の実務能力の問題と、通報者側の通報意識の問題だ。

各企業は外部の公益通報代行業者に委託するなどして、担当者の研修を行っていることは#2記事で前述した通りだが、一方で実際の企業内での通報件数が増えず、実際の具体的な“業務経験”が出来ないことから、結果として担当者の実務能力がなかなかレベルアップしていかないというジレンマがあるという。

『内部通報・行政通報の実務』の著書がある淑徳大学の日野勝吾教授は、相談件数について、こう分析する。


目次
“実戦経験”を積んでいない「公益通報対応業務従事者」
内部告発を“支援”する専門会社も登場……通報のレベル向上
内部通報後に待ち受ける“民事裁判”という高いハードル
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